ガダルカナル島の戦い 1942年

2023年5月2日

太平洋戦争において、1942(昭和17)年8月、日本軍とアメリカ軍との間で、西太平洋ソロモン諸島ガダルカナル島の支配権をめぐって起きた戦い。

ガダルカナル島 米軍上陸 Wikipediaより

2か月前のミッドウェー海戦で壊滅的な敗北を喫した日本軍は、海上・航空戦力を大きく失った。

この大敗を受けて、日本軍は今後の戦局に対応すべく、ソロモン諸島における制空権確保のため、ガダルカナル島に飛行場を建設することを決定した。

アメリカ軍は直ちに同島に上陸し、海岸線を占拠した。日本軍は島を奪回すべく、10月末までに3次にわたり陸上兵力を投入したが、いずれも失敗に終わる。

日本軍は、十分な武器・食糧の補給が行われず多くの兵士たちは餓死した。

加えてマラリア感染なども重なり、翌1943(昭和18)年2月に日本軍は撤退し、ガダルカナル島はアメリカ軍に占領された。

この島での攻防戦を境に、戦局はアメリカ軍の優勢が確定する。

昭和前半

Posted by kojiro