レイテ沖海戦 世界史上最大の海戦 1944年
1944(昭和19)年10月23日から25日にかけて、フィリピン中部にあるレイテ島周辺海域を主戦場とする、連合国軍との戦闘。
その規模の大きさや戦域の広さから「世界史上最大の海戦」といわれている。
連合国軍が大勝し、日本海軍は事実上壊滅した。この戦いにおいて、日本軍は初めて特攻隊を投入している。
連合国側の主な目的は、日本の勢力下にあったレイテ島の奪還。一方日本は、南方への補給線確保と本土への侵攻を食い止めるため、連合国軍の上陸を許すわけにはいかなかった。
日米双方合わせて20万人以上の将兵が投入され、共に艦艇と航空機を総動員した戦いは、圧倒的に兵力に勝るアメリカ軍が勝利した。
日本軍は艦隊相互の連携の悪さを露呈し、作戦行動の統制を失ったこともあり大敗を喫した。