御成敗式目(貞永式目)制定 北条泰時 1232年

2023年1月15日

武家最初の成文法

鎌倉幕府で御家人の合議制が整備され、集団指導体制をとるにあたり、政治についての共通の認識ともいうべき抽象的指導理念が必要となった。

また、承久の乱以降、新たに任命された地頭の行動や年貢の納入等を巡って各地で紛争が頻発し、その処理のための成文法制定の必要性に迫られた。

その内容は、頼朝以来の先例を基軸とし、武家社会の道理により紛争を公正に裁く基準を示すとともに、御家人社会を秩序づけようとしたものだった。

式目は幕府の支配下にある御家人社会が対象であり、貴族社会は、公家の法の下にあるとして対象から除いている。

また、御成敗式目はそれまでの法律文書と違って、比較的平易な言葉で書かれており、全国各地の武士階層に広く周知されたことも特筆される点であり、のちの武家社会にも大きな影響を与えた。

そうしてその基本方針は、室町幕府や戦国時代の各大名たちの法律にも受け継がれていった。


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Posted by kojiro