明暦の大火 1657年
当時の江戸の人口は約30万人だったという。大名屋敷も多く焼亡した。振袖火事、丸山火事ともいう。
由井正雪の乱 浪人たちによる幕府転覆計画 1651年
戦国時代の気風がいまだ残る徳川家康から3代将軍家光治世までの間、幕府は武威・強権をもって諸大名ほかの勢力を抑えた。これを武断政治という。 ...
江戸時代 田畑永代売買の禁令 1643年
当時、田畑の売買を通じて、農民の中の富裕層に土地が集まり、田畑を売った困窮農民は没落し、流民になる事態が起こっていた。こうした農 ...
島原の乱 キリシタンを中心とする農民一揆 天草四郎 1637年
この地方は、かつてのキリシタン大名・有馬晴信の旧領ということもあり、当時も密かにキリスト教を信仰する農民が多かった。
時の島原藩 ...
江戸時代の「四つの口」 長崎・松前・対馬・薩摩
⓵長崎
長崎は幕府の直轄領であり、江戸時代初期には朱印船貿易の拠点の一つだった。1641年以降は、貿易の相手がオランダと中国に限定された。オランダ人は出島、中国人は唐人町のみに居留が許され、幕府の厳しい監視の下で交易が行わ ...
江戸幕府(17世紀初~中)・外交貿易政策
⓵朱印船貿易の時代
朱印船とは、海外渡航の許可証である朱印状をもった貿易船のことで、豊臣秀吉の時代から江戸時代初期まで活躍した。
朱印船の主な行先は、東南アジアの各地で、現在のフィリピン・ベトナム・カンボジア・ ...
江戸時代 農村の統制・百姓の税負担
1.領主が領地ごとに賦課するもの
①年貢=本途物成(ほんともとなり)
田畑にかかる税。石高の40~50%を納めることが村全体の責任とされた。(四公六民、五公五民)
年貢の課税方法には、主に検見法と定 ...
江戸幕府 キリシタンの増加
キリスト教は1549年にフランシスコ・ザビエルが来日して以来、西日本を中心に広まっていった。しかし、その教えが封建制にそ ...
江戸幕府 奉書船貿易
そのため、各地の大名や幕府の家臣の中には、朱印状を持たずに無断で貿易をする者が出てくるようになった。
また、1628年にはタイで朱印船がスペ ...
江戸幕府 朱印船貿易
朱印船の主な行先は、東南アジアの各地で、現在のフィリピン・ベトナム・カンボジア・インドネシアなど。東南アジアにはオランダ・東イ ...