枢密院設立 天皇の諮問機関 伊藤博文 1888年
大日本帝国憲法草案審議のため1888(明治21)年に設置された天皇の諮問機関。
勅選による議長(初代伊藤博文)・副議長と元勲・練達の人からなる枢密顧問官などで構成され、憲法・皇室典範・条約・緊急勅令など国政に関する重要事項を審議した。「憲法の番人」と称したが、実際は藩閥官僚・軍人が多数を占め、貴族院とともに政党政治の発達を抑制した。1947年日本国憲法施行とともに廃止された。
勅選による議長(初代伊藤博文)・副議長と元勲・練達の人からなる枢密顧問官などで構成され、憲法・皇室典範・条約・緊急勅令など国政に関する重要事項を審議した。「憲法の番人」と称したが、実際は藩閥官僚・軍人が多数を占め、貴族院とともに政党政治の発達を抑制した。1947年日本国憲法施行とともに廃止された。