東禅寺事件(第一次・第二次) 1861年・1862年
英国公使館が置かれていた高輪東禅寺が襲われた事件。
第1次東禅寺事件
1861(文久1)年5月28日、英国公使館が置かれていた高輪東禅寺を水戸浪士14人が襲撃した事件。イギリス公使オールコックが幕府の反対を押切って陸路入京したことは神州を汚した、との理由による。
第2次東禅寺事件
第1次東禅寺事件の1年後の1862(文久2)年5月29日、東禅寺警備の松本藩士が、多大な藩財政の出費を強いる公使館警備の解除と、日本人相互の闘いを防ごうとして、イギリス水兵2名を殺害し、自らも自殺した事件。