五カ条の誓文 新政府による天皇を中心とする政治の基本方針を示す文書 1868年

2023年5月1日

新政府が戊辰戦争さなかの1868(慶応4)年3月14日に出した、天皇を中心とする新しい政治の基本方針を示す文書のこと。

誓文原本 Wikipediaより

誓文は、明治天皇が京都御所の紫宸殿で、公家や大名を率い神々に誓うという形式で出され、このような儀式は、国家の中心に天皇を置くことを示すものだった。

新政府の当面の課題は、封建的支配体制を解体し、天皇を中心とした中央集権的国家体制の基礎を固めることであった。

有名な第1条 「広く会議を興し万機公論に決すべし」

第1条 広く会議を開いて、全てのことを会議で話し合って決めていくこと。

第2条 身分の上下に関わらず、心を一つにして国を治めていくこと。

第3条 役人・武士・庶民の身分にかかわらず、それぞれの志を実現できるような社会を目指すこと。

第4条 古くからの悪い習慣を無くして、国際社会の正しい道理に従うこと。

第5条 欧米の進んだ知識を学び、天皇が国を治める基礎を築くこと。

明治・大正

Posted by kojiro